DVD■鉄コン筋クリート

鉄コン筋クリート
映画「鉄コン筋クリート」公式サイト
鉄コン筋クリート - Wikipedia
★★★★★


言い尽くされてることだけども、
本だ好きで、それを原作とした映画を観ると
自分の作り上げた壮大な!世界観との差とで、ガックリすることが多い。
でも、そうじゃなかった!
松本大洋の漫画とは違った表現で、でもこの映画を観て本当によかったなぁと思いました。


多分、もぅ10年くらい前に
『鉄コンキンクリート』が映画になるという、デモ画像をなにかのショウで見て以来、楽しみにしていた作品。
でも、あの頃に見た映像と違ってる気がして
ちゃんと、現在のアニメーションに租借されてる気がしました。
すごーい!
STUDIO4℃を知りました。
かっこいいなぁ


ドキドキする。
まだがんばれる気がする、

本■絵画を読む:イコノロジー入門

絵画を読む:イコノロジー入門

絵画を読む イコノロジー入門 (NHKブックス)

絵画を読む イコノロジー入門 (NHKブックス)

★★★★★


ヨーロッパ美術史レポート用

舞台■バジル・ツイストの『Dogugaeshi』

道具返し 場面

バジル・ツイストの『Dogugaeshi』(道具返し)
「バジルツイスト演出/構成 Dogugaeshi」/シアタ−21 Theater21
★★★☆☆


わしゃ文楽を観るのが好きじゃ
だからこそ、
もちょっと人形の動きとか義太夫さんもちょっと鍛錬積んでーとかいうコザカシイ事をフト思ったりもするのですが、
でも、こういう世界観を表せたことって
本当に凄いことだと思うのです。


宮崎アニメとか日本昔話とかって、
こんな雰囲気を持っているのだと思う。
グローバリゼーションが進んでしまってく中で
こんな感じって、どんどん異質になっていってる気がします。
私が若い頃には(ついにこういう言い方をする時が来たのですね)もっと身近やった。
それが、どんどんなくなってって
日本のアイデンティティの所在が意識したものでしかなくなってしまう気がしまうのです。
寂しいなぁ
今の日本も好きだけど、
こういう世界の日本を忘れ去りたくない。伝統じゃなくて、身近に感じるもので在り続けて欲しい


ってことに、気付かされました。

本■魔の山

魔の山

魔の山―A flower is mystic mountain

魔の山―A flower is mystic mountain

★★★★★


どぅやって年を取っていこうか?と思う。
こんな風に精一杯枯れたいのに、そうはできない、そうする勇気もない


時折、これを開いては憧れるだけ

■安宅コレクション

大阪市立東洋陶磁美術館 開館25周年記念特別展
「安宅英一の眼 安宅コレクション・美の創造者」
大阪市立東洋陶磁美術館
★★★★★

我が家では、日経新聞を購読している。
とはいえ、朝刊は旦那ドンが持って出掛けてしまうので
私は夕刊だけ。
しかも、時々パラパラ見る程度なんだけど
日経の夕刊は美術の紹介がおそらく他紙に比べて多くて愉しい。
そこで、今年特に目を引いたのが、このコレクションの紹介でした。
仕事を辞めてからは、大阪に出ることがほとんどなくなったので
飲みの前に出掛けました。

結果、本当に感激しました
あんまり、中国・朝鮮の陶磁器に対してまとめて見る機会がなかったけど
圧巻のコレクションは、伊藤郁太郎さんの収集の苦労話も相まって
今は亡き安宅英一さんの愛に感服しました。
きっと、生涯、印象に残る経験になったと思うのです。

特に、ハッとさせられたのは